「汝、星のごとく」 凪良ゆう 著

プロローグとエピローグが呼応しているパターン。

ここまで印象を覆されるのは、初めてかもしれない。

 

間に紡がれる物語は、ただひたすらに切ない。

誰も悪いわけではない。

 

〝ぼくたちはそういう悩み深い生き物だからこそ、

悩みのすべてを切り捨てられる最後の砦としての

正論が必要なんです。〟

 

そしてその正論すらも超えていけ。